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不思議な運転手さん [不思議な話]

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お久しぶりです。

タクシーに乗る幽霊という話は、よく聞きますが、僕が体験したのはタクシーの運転手さんが不思議だった話です。
もう30年以上前、私もまだ若くて時期もバブル景気の頃。
忙しくて築地から夜中に毎日のようにタクシーで郊外にある自宅まで帰ってた時期がありました。

ある夜、いつものように会社前に終電逃した客を並んで待っていたタクシーに乗り込みました。なんの変哲もない50代くらいの運転手さんでした。
車中、特に話すこともなくうつらうつらしていたのですが、新宿を過ぎて青梅街道に入った頃、運転手さんは仕切りに話しかけてきました。最初はよくある世間話でしたが、荻窪を過ぎる頃です。運転手さんはこんなことを言い出しました。
「お客さん、こんなことを喋っても信じてもらえないと思いますが、実は私はゼータレチクル星から来た生命体なんですよ。そこは地球から○○万光年(わすれた)の彼方にあります。ご存知でしたか?タクシーの運転手は、この星での仮の姿なんです、、、ハハハお客さん信じられないでしょう、、
 ここで運転手さんがバルタン星人みたいになって車が飛行機みたいになったら大変な展開になったと思うが、残念ながらそうはならなかった。
私はあいまいに応えて聴かないふりをしたが運転手さんは話を続けた。
実は、我々は地球の至る所に仲間がいます。多分幾人かは見られているとおもいますが、大抵の未確認飛行物体は99%見間違いです。でも1%は錯覚や見間違いでない本物なのです。地球に来ている仲間は、一旦はゴビ砂漠にあるゼータレチクル星人の基地に集められ地球の習慣などの勉強をします。学校に行くわけではありません。手術をして記憶や意識を植え付けられれるのです。
 取り止めのない話で、いつのまにか私は眠ってしまっていた。

お客さん、着きましたよ。大きな団地ですね。
この辺で良いですか?
はい、何千何百何十円。はいお釣り。
さっきの話は誰にも言わないでくださいよ。命をねらわれますからね。じゃあおやすみなさい。
私はおちょくられたのであろうか?あちらこちらにこの話をしたが、未だに命を狙われたことは無い。

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